格安フランス語留学先としてセネガルをオススメする3つの理由

このエントリーをはてなブックマークに追加

【忙しい人のための3行まとめ】

・フランス人から格安の費用で学べる

・語学留学をしながらアフリカの現地感覚も磨ける

・治安が良くご飯がおいしく人が優しい、日本人が安心して学べる国である


 

皆様こんにちは!アフリカ商会の山田です。

 

本日は、①フランス語留学をお考えの方、②グローバル企業・国際機関(国連、WTOなど)・アフリカで働きたい方、③起業したい方に向けて、フランス語について簡単に紹介した上で、格安フランス語留学先としてセネガルをオススメする3つの理由について記します。

 

フランス語は英語に次ぐ29か国で公用語となっている世界的に主要な言語です。EU本部のあるベルギー、国連のヨーロッパ本部などの国際機関が集まるスイス公用語はフランス語と、国際社会におけるフランス語の存在感は非常に高いです。また今後はフランス語話者の大幅な人口増加が見込まれており、さらに存在感が増す事になります。

 

(参考URL)

BLOGOS 「これからは仏語人口が伸びる」

http://blogos.com/article/97749/

 

LIST25.com「The 25 Most Influential Languages in the World」(英語)

http://list25.com/the-25-most-influential-languages-in-the-world/?view=all

 

一方で、日本でのフランス語学習者は非常に少ないのが現状です。外国語検定の1回当たりの受験者数で比較すると、英検は約72万人、フランス語検定は約1.5万人、韓国語検定(ハングル能力検定)は1.1万人となっています。日本においてもフランス語話者に対する需要増加が予想されるなか、いま狙い目の言語と言えるのではないでしょうか。

 

フランス語については以上です。ここから本題の「格安フランス語留学先としてセネガルをオススメする3つの理由」を記します。

 

・フランス人から格安の費用で学べる

旧フランス領が多いアフリカ。全53か国のうち、西部を中心に22か国でフランス語が公用語として使われています(「アフリカ語」という言葉はありません。なお、南アフリカを中心に「アフリカーンス語」というオランダ語をルーツとする言語があります)。その中でも、仏語圏西アフリカの総督府が置かれていたセネガルは、現在もフランスとの関わりが非常に強く、フランス語教育の水準はアフリカ1と言われるほど高い国です。

 

フランス資本のフランス人が教える学校があり、質の高い授業を月数万円の格安料金で提供しています。私も、この学校でフランス語の能力を磨きました。世界中の人がセネガルにフランス語を学びに来ているため、留学に来ているアフリカ、中東、アジアの富裕層との人脈もできます(イラク、ブラジル、ガンビア、スペイン、オーストラリア、ロシア、中国、韓国、ギニアビサウなど。中には某国政府の役人もいて驚きました)。また、学校とは別途セネガル人の先生からのマンツーマンレッスンを受ける事も可能です。

 

(お知らせ:マンツーマンレッスン体験者の鈴木様へのインタビュー動画をYoutubeに掲載しました。)

(2017年6月追記:マンツーマンレッスン体験談を集めたページはコチラです)

 

(2018年1月追記:コチラでマンツーマンレッスンの詳細を紹介しています)

 

 

学校やセネガルでの滞在方法(ホームステイゲストハウスについてなど、なんでもお気軽にご質問・相談いただけますと幸いです。以下は教室の様子です。

 

・語学留学をしながらアフリカの現地感覚が磨ける

ビジネスのラストフロンティアと呼ばれるアフリカ。最近は日本でも話題になる事が増えています。安倍首相が昨年のTICAD V(第5回アフリカ開発会議)でアフリカでの日本の存在感をアピールしたのも記憶に新しいところです。官公庁だけでなく、味の素、ロート製薬、住友化学、サンヨー食品をはじめ、大手企業のアフリカ進出が次々と進むなか、今後は転職・就職活動において、アフリカの現地経験が大きな武器になる事は間違いありません。また、起業をお考えの方にとってもアフリカはオススメです。これからの国々だからこそ、まだ誰もやっていない事(=起業のチャンス)が沢山あるからです。たとえば現在、セネガルには日本人経営の日本料理屋は無いため、中国人・韓国人経営の日本料理屋が繁盛しています。

 

(参考URL)

味の素(株)、コートジボワールにうま味調味料の包装工場新設--西アフリカ11カ国での事業拡大に向け本年4月本格稼働

http://www.ajinomoto.com/jp/presscenter/press/detail/2013_05_15.html

 

アフリカ本格進出をもくろむ日本企業が急増中!「最後の巨大市場」アフリカを切り拓く人材が今、求められている

http://next.rikunabi.com/01/africabusiness/africabusiness.html

 

・治安が良くご飯がおいしく人が優しい、日本人が安心して学べる国である

セネガルは、西アフリカにそんな国があるとは信じがたいほどの治安の良い国です。日本人女性が夜に出歩いても何も起きないというレベルです(先日、20代の日本人女性が観光でセネガルに遊びに来ました。また、2015年1月時点で青年海外協力隊派遣人数が世界一のセネガルでは、隊員の7割が女性です)。日本の外務省の海外安全ホームページの画像でも、最も安全を示す「白」の評価となっています。これは、ヨーロッパや日本と同水準の治安という評価です。

 

私が実際に住んでいても、治安の良さを日々実感しています。夜道を歩いていても襲われる事はありません。警察官やマフィアにお金を要求される事もありません。セネガル人も自国の治安の良さを誇りに思い、人々が互いに信頼しているのです。顕著な例として、バス内では立っている人が座っている人に荷物を預けて持ってもらったりしています。またお金も人から人への手渡しで支払ったりします。

 

また、旧フランス領のセネガルではパンも食べますが、主食はお米です。また、海に面しているため海産物が豊富で、日常的に魚を食べます。西アフリカの各国を訪れた事のある日本人の多くが「セネガルのご飯はおいしい」と口を揃えて言います。

 

そして、とにかく人が親切です。セネガルには現地語で「テランガ」という助け合いの文化があり、外国人にも非常にフレンドリーです。実際に私も日々セネガルの人にとても良くしていただいています。テランガの文化についてはこちらのブログで詳しく記しています。

 

以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも西アフリカを身近に感じていただけましたら誠に幸いです。

 

※2015年11月、セネガルに西アフリカ初の日本人宿「シェ山田」をOPENしました!  

このエントリーをはてなブックマークに追加