セネガルでは運送業界にもインフォーマルな男達が働いています。
さて、いったいどんな男達なのでしょうか。
1.馬車
日本人からしたら驚きの事実だと思いますが、なんとセネガルでは、2017年現在も、馬車が現役バリバリで活躍しています。
馬車を率いる男達は、どんな仕事をしているのでしょうか?
まず、一番多いのは「荷物の運搬」です。
工事現場、買い物したものの運搬、ゴミの収集、そして引っ越しと、乗用車では積めない量の荷物や、土砂など運搬が難しいものを運ぶ場合、また車では走行が難しい砂利道やぬかるんだ場所を通る場合などは、馬車が大活躍します。
次に、移動手段としての人の運搬です。地方では、馬車やロバ車がまだまだ交通手段としても現役で活躍しています。
2.プスプス
プスプスとはフランス語で「pousse-pousse」。押すという意味のpousserから派生した単語で、フランス語で「人力車」を意味します。
人力車と言っても、日本の浅草にあるようなものではありません。
「手押し車」「荷車」「タイヤが大きめの台車」といった方が分かりやすいかと思います。
こちらは物の運搬に使われています。特に人力である事から、市街地や市場などの人込みや狭い場所を通りつつまた近くの別の場所にものを運ぶ必要がある際に活躍します。
JAPON COMMERCE SUARL
山田一雅